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柔道 技名称一覧

講道館柔道 技名称一覧

投技(68本)

手技(てわざ)(16本)
腰技(こしわざ)(10本)
足技(あしわざ)(21本)
真捨身技(ますてみわざ)(5本)
横捨身技(よこすてみわざ)(16本)
旧五教の技(42本) 明治28年制定
五教の技(40本) 大正9年改正

固技(32本)

抑込技(おさえこみわざ)(10本)
絞技(しめわざ)(12本)
関節技(かんせつわざ)(10本)


柔道 技名称一覧(PDF)2017年4月1日

投技(68本)

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手技(てわざ)(16本)
1背負投(せおいなげ)
 相手を前方に崩し、右肘を相手の右腋に入れ、右肩越しに背負って投げる技
2一本背負投(いっぽんせおいなげ)
 相手を前方に崩し、右腕で相手の右腕を内側から抱え、右肩越しに背負って投げる技
3背負落(せおいおとし)
 相手を前方に崩し、背負って、片膝又は両膝を畳に着き、引き落として投げる技
4体落(たいおとし)
 相手を前方に崩し、体を左に開き、右足を相手の右足前に踏み出し、引き落として投げる技
5肩車(かたぐるま)
 相手を前方に崩し、右手で相手の右ももを内側から抱え、右肩から頸(くび)の後ろと左肩に担ぎ上げて投げる技
6掬投(すくいなげ)
 相手の背後に踏み込み、両手で相手の両ももを前から抱えて後方に崩し、掬い上げて投げる技。また、相手の両脚の間に手を差し入れ、ももを掬い上げて投げる技
7帯落(おびおとし)
 右手で相手の前帯を取り、引きつけて右背後に踏み込み、左手で前から相手の腰を抱えて後方に崩し、掬い上げ、落として投げる技
8浮落(うきおとし)
 相手を前方に崩し、右前隅に引き落として投げる技
9隅落(すみおとし)
 左足を相手の右足外側に踏み込んで右後隅に崩し、押し落として投げる技
10山嵐(やまあらし)
 左手で相手の右袖を取り、右手の親指を内にして相手の右横襟を握って前方に釣り込んで崩し、右足で相手の右脚を払い上げて投げる技
11帯取返(おびとりがえし)
 右手で相手の肩越しに帯を取り、左手で右腕又は右脚などを取り、右膝を相手の両ももの間に入れ釣り上げて右肩越しに投げる技
12双手刈(もろてがり)
 両手で相手の両脚を外側から抱え、刈って投げる技
13朽木倒(くちきたおし)
 片手で相手の片脚を内側又は外側から取って引き上げ、後方へ押し落として投げる技
14踵返(きびすがえし)
 片手で相手の踵(かかと)を内側又は外側から刈って投げる技
15内股すかし(うちまたすかし)
 相手の内股をすかして投げる技
16小内返(こうちがえし)
 相手の小内刈をかわして投げる技
腰技(こしわざ)(10本)
腰車
腰車
1浮腰(うきごし)
 相手を前方に崩し、右腕を相手の左腋下に差し入れて腰を引きつけ、浅く腰にのせ体を捻って投げる技
2大腰(おおごし)
 相手を前方に崩し、右腕を相手の左腋下に差し入れて腰を抱き寄せ、後ろ腰に乗せて投げる技
3腰車(こしぐるま)
 相手を前方に崩し、右腕で相手の頸を抱え、腰を深く入れて軸とし、回転させて投げる技
4釣込腰(つりこみごし)
 相手を前方に崩し、釣り込んで後ろ腰に乗せて投げる技
5袖釣込腰(そでつりこみごし)
 相手を前方に崩し、袖を釣り込んで後ろ腰に乗せて投げる技
6払腰(はらいごし)
 相手を前方に崩し、右後ろ腰に乗せ、右脚で払い上げて投げる技
7釣腰(つりごし)
 相手を前方に崩し、右手で相手の後ろ帯を取って釣り寄せ、後ろ腰に乗せて投げる技
8跳腰(はねごし)
 相手を前方に崩し、右後ろ腰と右脚で跳ね上げて投げる技
9移腰(うつりごし)
 相手の投技等に応じて腰を抱え上げ、後ろ腰に移し乗せて投げる技
10後腰(うしろごし)
 相手の投技等に応じて相手の腰を抱え上げ、直下に落として投げる技
足技(あしわざ)(21本)
出足払
出足払
1出足払(であしはらい)
 相手が右足を踏み出して体重を乗せた瞬間、左足で払って投げる技
2膝車(ひざぐるま)
 相手を前方に崩し、左足で相手の右膝を支え、回転させて投げる技
3支釣込足(ささえつりこみあし)
 相手を前方に釣り込んで崩し、左足で相手の右足首を支えて投げる技
4大外刈(おおそとがり)
 相手を後方に崩し、右脚で相手の右脚を外側から刈って投げる技
5大内刈(おおうちがり)
 相手を後方に崩し、右脚で相手の左脚を内側から刈って投げる技
6小外刈(こそとがり)
 相手を後方に崩し、左足で相手の右足を外側から刈って投げる技
7小内刈(こうちがり)
 相手を後方に崩し、右足で相手の右足を内側から刈って投げる技
8送足払(おくりあしはらい)
 相手を左方向へ送り込み、左足で相手の右足を両足が揃うように払って投げる技
9内股(うちまた)
 相手を前方に崩し、右脚後ろももで相手の内ももを払い上げて投げる技
10小外掛(こそとがけ)
 相手を後方に崩し、左脚を相手の右脚に外側から掛け、体を抜き上げて投げる技
11足車(あしぐるま)
 相手を前方に崩し、右脚を相手の右膝にあてて軸とし、回転させて投げる技
12払釣込足(はらいつりこみあし)
 相手を前方に釣り込んで崩し、左足で相手の右足首を前から払い上げて投げる技
13大車(おおぐるま)
 相手を前方に崩し、右脚を相手の下腹部から両もも上部にあてて軸とし、回転させて投げる技
14大外車(おおそとぐるま)
 相手を後方に崩し、右脚を相手の両脚の後ろにあてて軸とし、回転させて投げる技
15大外落(おおそとおとし)
 相手を後方に崩し、右脚を相手の右後ろももの上から摺り下ろし、直下に落として投げる技
16燕返(つばめがえし)
 相手の足で払う動作をすかし、すかした足で払い返して投げる技
17大外返(おおそとがえし)
 相手の大外刈を刈られた脚で切り返して投げる技
18大内返(おおうちがえし)
 相手の大内刈を刈られた脚で切り返して投げる技
19跳腰返(はねごしがえし)
 相手の跳腰の軸足を脚で外側から刈り、又は掛けて投げる技
20払腰返(はらいごしがえし)
 相手の払腰の軸足を脚で外側から刈り、又は掛けて投げる技
21内股返(うちまたがえし)
 相手の内股の軸足を脚で外側から刈り、又は掛けて投げる技
真捨身技(ますてみわざ)(5本)
巴投
巴投
1巴投(ともえなげ)
 相手を前方に崩し、体を仰向けに捨て、右足裏を相手の下腹部にあて、頭越しに投げる
2隅返(すみがえし)
 相手を前方に崩し、右手で相手の襟や背部を取って上体を引きつけ、体を仰向けに捨て、右下腿で相手の左内ももを跳ね上げ、頭越しに投げる技
3引込返(ひきこみがえし)
 相手を前方に崩し、右手で相手の後ろ帯を取って上体を引きつけ、体を仰向けに捨て、右下腿で相手の左内ももを跳ね上げ、頭越しに投げる技
4俵返(たわらがえし)
 相手を前方に崩し、前から背に覆いかぶさって両腕で相手の上体を抱え上げ、体を仰向けに捨て、肩越しに投げる技
5裏投(うらなげ)
 相手の投技等に応じ、相手の上体を抱え上げ、体を仰向けに捨て、肩越しに投げる技
横捨身技(よこすてみわざ)(16本)
1横落(よこおとし)
 相手を右側方に崩し、左脚を相手の右足外側へ滑り込ませ、体を左向きに捨て、引き落として投げる技
2谷落(たにおとし)
 相手を後方に崩し、左脚を相手の後方へ滑り込ませ、体を左向きに捨て、引き落として投げる技
3跳巻込(はねまきこみ)
 跳腰を掛け、右腕で相手の右腕を腋に抱え、巻き込んで投げる技
4外巻込(そとまきこみ)
 相手を前方に崩し、右腕で相手の右腕を腋に抱え、腰を深く入れ、巻き込んで投げる技
5内巻込(うちまきこみ)
 相手を前方に崩し、右腕で相手の右腕を内側から抱え、腰を深く入れ、巻き込んで投げる技
6浮技(うきわざ)
 相手を右前方に崩し、左脚を伸ばして相手の右足外側へ出して体を左向きに捨て、回転させて投げる技
7横分(よこわかれ)
 相手を前方に崩し、両足を相手の右足外側へ踏み込んで体を左向きに捨て、体越しに回転させて投げる技
8横車(よこぐるま)
 相手の投げ技等に応じ、左手で相手の腰を抱いて前方に崩し、体を捻り相手の両脚の間に前から右足を滑り込ませて左横向きに捨て、回転させて投げる技
9横掛(よこがけ)
 相手を右足小指側に崩し、体を左向きに捨て、左足で相手の右外踝(みぎそとくるぶし)を押し払って投げる技
10抱分(だきわかれ)
 両手両足を畳に着こうとした相手の上体を背後から抱え、体を捻り左横向きに捨て、体越しに投げる技
11大外巻込(おおそとまきこみ)
 大外刈を掛け、右腕で相手の右腕を腋に抱え、巻き込んで投げる技
12内股巻込(うちまたまきこみ)
 内股を掛け、右腕で相手の右腕を腋に抱え、巻き込んで投げる技
13払巻込(はらいまきこみ)
 払腰を掛け、右腕で相手の右腕を腋に抱え、巻き込んで投げる技
14小内巻込(こうちまきこみ)
 相手を後方に崩し、相手の右脚に内側から右脚を掛け、体を前方へ捨て、巻き込んで投げる技
15蟹挟(かにばさみ)
 相手を後方に崩し、相手の左側から体を左に開いて右脚を相手の下腹部に、左脚を相手の両膝裏にあてて体を左横向きに捨て、両脚で挟んで投げる技
16河津掛(かわづがけ)
 相手を引きよせ、体を左へ開いて右脚を相手の左脚の内側からからめ、その足を前方に上げながら同体で体を捨てて投げる技
旧五教の技 明治28年制定(42本)
第一教膝車、支釣込足、浮腰、体落、大外刈、出足払、横落(7本)
第二教隅返、大腰、小外刈、腰車、背負投、巴投、谷落(7本)
第三教送足払、払腰、後腰、裏投、内股、帯落、跳腰(7本)
第四教浮落、浮技、抱分、肩車、引込返、外巻込、釣腰、移腰、大外落、俵返(10本)
第五教横車、横分、内巻込、小内刈、足車、背負落、横掛、払釣込足、山嵐、大外車、釣込腰* (11本)

*制定当初には、含まれていなかった。付け加えられたのは、明治の終わり頃。

五教の技 大正9年改正(40本)
第一教出足払、膝車、支釣込足、浮腰、大外刈、大腰、大内刈、背負投(8本)
第二教小外刈、小内刈、腰車、釣込腰、送足払、体落、払腰、内股(8本)
第三教小外掛、釣腰、横落、足車、跳腰、払釣込足、巴投、肩車(8本)
第四教隅返、谷落、跳巻込、掬投、移腰、大車、外巻込、浮落(8本)
第五教大外車、浮技、横分、横車、後腰、裏投、隅落、横掛(8本)

固技(32本)

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抑込技(おさえこみわざ)(10本)
崩袈裟固
崩袈裟固
1袈裟固(けさがため)
 仰向けの相手の右側から、左腕で相手の右腕を抱え、右手で相手の後ろ襟を握り、右胸側部で上体を圧して抑え込む技
2崩袈裟固(くずれけさがため)
 仰向けの相手の右側から、左腕で相手の右腕を抱え、右手を相手の左腋に差し入れ、右胸側部で上体を圧して抑え込む技
3後袈裟固(うしろけさがため)
 仰向けの相手の右側から、左腰を相手の右体側に着けて右腕で相手の右腕を取り、左腕で相手の上体を抱え、左胸側部で上体を圧して抑え込む技
4肩固(かたがため)
 仰向けの相手の右側から、右頸部と両腕で相手の右腕と頸部を抱え込み圧して抑え込む技
5上四方固(かみしほうがため
 仰向けの相手の頭の方から、両手で相手の横帯を握って、胸腹部で上体を圧して抑え込む技
6崩上四方固(くずれかみしほうがため)
 仰向けの相手の頭の右斜め方向から、右腕で相手の右腕を抱え、左手で相手の左横帯を握って、胸腹部で上体を圧して抑え込む技
7横四方固(よこしほうがため)
 仰向けの相手の右側から、右手は相手の股(また)を通して帯又は下穿を握り、左手は相手の頸の下を通し左横襟を握って、胸腹部で上体を圧して抑え込む技
8縦四方固(たてしほうがため)
 仰向けの相手に正対し、両腕で相手の右腕と頸(くび)を抱え、両脚で相手の下半身を挟み、胸腹部で上体を圧して抑え込む技
9浮固(うきがため)
 相手の右側から、片腕又は両腕で相手の右腕を抱え、左脚を後方に伸ばし、右脚で相手の上体を圧して抑え込む技
10裏固(うらがため)
 仰向けの相手の右側から、右腕で相手の右腕を抱え、左手で相手の脚を取り、背部で体を圧して抑え込む技
絞技(しめわざ)(12本)
1並十字絞(なみじゅうじじめ)
 相手の前から手首を交差させ、両手の拇指を内にして横襟を握り、頸部を圧して絞める技
2逆十字絞(ぎゃくじゅうじじめ)
 相手の前から手首を交差させ、両手の四指を内にして横襟を握り、腕を引き締めて頸部を圧して絞める技
3片十字絞(かたじゅうじじめ)
 相手の前から手首を交差させ、左手の四指を内にして相手の左横襟を握り、右手の拇指を内にして右横襟を握り、左手を引き、右手を押して頸部を圧して絞める技
4裸絞(はだかじめ)
 相手の後ろから、柔道衣を利用することなく右前腕を前頸部にあて、左手をこれに組み合わせて頸部を圧して絞める技
5送襟絞(おくりえりじめ)
 相手の後ろから、右手で相手の頸の前を通して左横襟を握り、左手は左腋下を通して右前襟を握り、右手は右後ろ方向に引き、左手は引き下げ、頸部を圧して絞める技
6片羽絞(かたはじめ)
 相手の後ろから、右手で相手の頸の前を通して左横襟を握り、左手は相手の左腋下を通して腕を上方に挙げ、体をわずかに右に開きながら右手は右後ろ方向に引き、左手は右腕の下方に突っ込み、頸部を圧して絞める技
7片手絞(かたてじめ)
 仰向けの相手の左側から、右手の拇指を内にして右横襟を握り、手首で頸部を圧して絞める技
8両手絞(りょうてじめ)
 相手の前から、拇指を内にして、右手で相手の左横襟、左手で右横襟を握り、拳で頸部を圧して絞める技
9袖車絞(そでぐるまじめ)
 相手の前から、右前腕を相手の前頸部に、左前腕を後頸部に当てて挟み、左手で右袖口を握り、右手を相手の頸の右側へ突っ込んで頸部を圧して絞める技
10突込絞(つっこみじめ)
 相手の前から、拇指を内にして、左手で相手の右前襟を、右手で相手の左前襟を握り、右手を相手の頸の右側へ突っ込んで頸部を圧して絞める技
11三角絞(さんかくじめ)
 頸と右腋を両脚で挟み、右足を左膝裏に掛けて、三角状にして頸部を圧して絞める技
12胴絞(どうじめ)
 両脚で相手の胴を挟み圧して絞める技
関節技(かんせつわざ)(10本)
腕挫十字固
腕挫十字固
1腕緘(うでがらみ)
 仰向けの相手の右側から、左手で相手の左手首を握り、右手で相手の上腕の下を通して自分の左手首を握って肘関節を捻って制する技
2腕挫十字固(うでひしぎじゅうじがため)
 仰向けの相手の右側から、両手で相手の右手首を握り、両ももで上腕を挟んで肘関節を伸ばし圧して制する技
3腕挫腕固(うでひしぎうでがため)
 仰向けの相手の右側から、頸と右肩で相手の左手首を挟み、両手で肘関節を伸ばし圧して制する技
4腕挫膝固(うでひしぎひざがため)
 相手の前から、左腋で相手の右腕を抱え、左膝で肘関節を押して伸ばし圧して制する技
5腕挫腋固(うでひしぎわきがため)
 相手の右手首を両手で握り、腕を左腋に挟んで肘関節を伸ばし圧して制する技
6腕挫腹固(うでひしぎはらがため)
 相手の右側から、右手で相手の右手首を握り、腕を腹部にあて、肘関節を伸ばし圧して制する技
7腕挫脚固(うでひしぎあしがため)
 うつ伏せの相手の右側から、右足を相手の右腕に引っ掛けて肘関節を伸ばし圧して制する技
8腕挫手固(うでひしぎてがため)
 相手の右側から、左腕を相手の右腋下を通して相手の左前襟を握り、右手で相手の右手首を握って、肘関節を伸ばし圧して制する技。また、うつ伏せの相手の手首を片手又は両手で握り、背部へ回して肘関節を捻って制する技
9腕挫三角固(うでひしぎさんかくがため)
 頸と右腋を両脚で挟み、右足を左膝裏に掛け、三角状に固め、肘関節を捻り又は伸ばし圧して制する技
10足緘(あしがらみ)
 相手の前から、左足を相手の両脚の間を通し、右脚を後ろから巻くようにして前へ出し、相手の下腹部の前へ突っ込み、膝関節を伸ばし圧して制する技