精力善用国民体育
嘉納師範が精力善用主義に基づいて考案された、体育と武術を兼ね備えた攻防式の形で、単独、相対の動きがあります。
「精力善用国民体育」は、1924年、大正13年に攻撃防御の術を基本とする国民体育法として考案されました。
打つ、突く、蹴るという当身技を中心とした攻撃防御を練習する中で、正しい心身鍛錬の方法を学ぶ事を目的としています。
この方法には、単独動作と相対動作の2つがあり、相対動作はさらに極式と柔式に分けられています。
1. 単独練習
第1類:五方当、大五方当、五方蹴
第2類:鏡磨、左右打、前後突、両手上突、大両手上突、左右交互下突、両手下突、
斜上打、斜下打、大斜上打、後隅突、後打、後突
2. 相対練習
極式:
(居取)両手取、振放、逆手取、突掛、切掛
(立会)突上、横打、後取、斜突、切下
柔式:
(1教)突出、肩押、肩回、切下、片手取
(2教)片手上、帯取、胸押、突上、両眼突
精力善用国民体育の動画
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