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平成24年全日本柔道形競技大会 大会要項
平成24年全日本柔道形競技大会 大会要項
- 1.趣旨
- 講道館柔道において「形と乱取」は「文法と作文」に例えられるように修行の一体をなす。「形」と「乱取」を修行することによって、勝負の理を体得し、修行の成果を得、柔道の奥義に進むことができる。特に「形」は柔道技術の基本形態の攻防の原理を学ぶ心身研磨の道である。
ここに、修行の意味を改めて認識し、「形」を通じて柔道の普及・振興を促進することを目指し、講道館柔道の「形」による競技大会を開催する。
- 2.期日
- 平成24年10月21日(日) 開会9:30/閉会16:00(予定)
- 3.会場
- 講道館大道場
- 4.主催
- 公益財団法人 講道館、公益財団法人 全日本柔道連盟
- 5.後援
- 文部科学省、公益社団法人日本柔道整復師会、朝日新聞社
- 6.競技種目
- (1)投の形 (2)固の形 (3)極の形 (4)柔の形 (5)講道館護身術 (6)五の形 (7)古式の形
- 7.出場資格
- (1)日本国籍を有する者で、講道館入門者であり全日本柔道連盟登録を行っていること。
(2)各種目ともに【地区枠】10組、【全国枠】最大2組、【推薦枠】1組の最大13組とし、1人1種目の出場とする。
【地区枠】
(3)全国を構成する10地区からの予選会等で選出された代表1組ずつとする。また、取と受が同府県でなくてもよい。
(4)出場する地区において居住、勤務、在学の実体の伴ういずれかの条件を満たしていること。
【全国枠】
(5)地区を越えてペアを組む場合のみ、全国枠選考会に参加できる。(同地区内でペアを組む場合は、地区選考会にのみ参加できる)
※【地区枠】と【全国枠】の両選考会に出場することはできない。
【推薦枠】
(6)2012年世界柔道形選手権大会の代表組が、同じ形に出場する場合は【推薦枠】としての出場とする。
- 8.参加申し込み
- 【地区枠】
(1)地区柔道連盟(連合会、協会)は、参加申し込み書を取りまとめ9月14日(金)までに講道館道場指導部(大会事務局)宛に送付すること。
(2)申し込み後の選手変更は、地区柔道連盟(連合会、協会)が、(1)の参加申し込み書に変更理由書(書式自由)を添えて10月18日(木)までに届け出ること。
【全国枠】
(1)選考会への参加希望者は、全国枠選考会申し込み書を講道館道場指導部(大会事務局)から取得するか、講道館又は全柔連ホームページからダウンロードし、7月9日(月)までに申し込むこと。
(2)本大会への出場が決まった者は、全国枠選考会終了後に所定の大会参加申し込み書を受け取り、9月14日(金)までに講道館道場指導部(大会事務局)宛に送付すること。
【推薦枠】
(1)講道館から送付された参加申込書を、9月14日(金)までに講道館道場指導部(大会事務局)宛に送付すること。
- 9.競技方法
- (1)各種目5名の審査員で構成し、演技は各組1回のみとする。
(2)審査員5名の評点のうち、最高点と最低点を除いた3名の審査員の合計点を100点満点に換算し順位を決定する。
(3)取・受一体と見て評価し、個々の技、及び礼法、全体の流れを各10点満点で採点する。
(4)施技の順序を間違えて演技した場合の評価について
①施技の順序を間違えて演技を終了した場合、及び技を抜かして演技を終了した場合は、失格とする。
②演技を途中でやり直した場合は、合計点の1/2を減点する。
(5)その他、審査基準の細部については別途定める。
- 10.服装
- (1)講道館柔道試合審判規定に合った柔道衣を着用し、各自の段位に応じた帯を締めるものとする。
(2)下記の要領で背部にゼッケンを縫い付けること。
①ゼッケンのサイズは縦25〜30cm、横30〜35cmとし、後襟から5〜10cm下部に縫い付ける。
②地区代表選手は、ゼッケンの上部2/3に苗字、下部1/3に地区名を表記する。
③全国枠出場選手は、ゼッケンの上部2/3に苗字、下部1/3に「全国」と表記する。
④推薦出場選手は、ゼッケンの上部2/3に苗字、下部1/3に「推薦」と表記する。
⑤書体は太いゴシック体、または明朝体で男子は黒色、女子は赤色とする。
- 11.競技順序抽選会
- 9月28日(金)に主催者が行う。
- 12.表彰
- (1)各種目の上位3組を表彰する。
(2)同地区7組・7種目の得点を合計し、上位3地区を表彰する。(全国枠及び推薦出場選手は地区表彰対象から除く)
- 13.審査員
- 審査員は、全日本柔道連盟公認形審査員規定により、主催者が選考する。
- 14.審査員会議
- 審査員会議を10月20日(土)14:00〜15:30に行う。
講道館新館2階「教室」にて会議を行った後、5階・6階の各道場にて模擬審査を行う。(審査員の柔道衣は不要)
- 15.経費
- (1)参加する選手の旅費・宿泊費等の諸経費は、地区枠・全国枠・推薦出場を問わず、各自の負担とする。
(2)審査員の旅費・宿泊費等の諸経費は、主催者が負担する。
- 16.講習会
- 選手(全国枠選考会参加選手を含む)及び審査員は、講道館夏期講習会第一部〔7月19日(木)〜25日(水)〕を受講することが望ましい。(問い合せ TEL: 03-3811-7152 講道館総務部)
※本大会に出場する選手・審査員が受講する場合は、該当する形の講習会のみ受講料が免除されるので、申し込みの際に「全日本形競技大会出場」と明記すること。
- 17.その他
- (1)大会に関するお問い合せ及び参加申し込み書送付先は下記。
公益財団法人講道館 道場指導部内大会事務局 南保・眞喜志・新藤
(Tel: 03-3818-4171 Fax: 03-3818-5828)
〒112-0003 東京都文京区春日1-16-30
(2)主催者は、選手の傷害保険に加入する。
(3)入賞組を各種大会等の演技者として推薦する。