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平成19年全日本柔道選手権大会の結果

優 勝 鈴木 桂治
準優勝 石井 慧
第三位 片渕 慎弥
第三位 井上 康生

決勝戦 鈴木 桂治 判定 (判 定)石井 慧
準決勝 鈴木 桂治 一本 (小内刈)片渕 慎弥
準決勝 石井 慧  判定 (判 定)井上 康生


平成19年 全日本柔道選手権大会
10時開場を待つ多くの柔道ファンの為、開場が15分も繰り上がる盛況ぶり。11時の開会式では、最上階上段まで観客が埋まり、大観衆の中大会が開始された。

注目は、昨年最年少優勝記録をぬりかえた石井(国士舘大)の2連覇なるか。五輪、世界選手権、全日本の3冠を持つ鈴木(平成管財)、井上(ALSOK )の復活優勝なるか。

世界代表を共に狙う棟田(警視庁)、高井(旭化成)の戦いぶり、昨年中量級ながら三位入賞の世界チャンピオン泉(旭化成)、若手の成長株穴井(天理大職員)らの奮闘ぶりに集まった。

試合は一本勝あり、接戦ありで盛り上がり、ベスト4には棟田に攻め勝った片渕、高井の挑戦を退けた鈴木、攻めに徹して庄司を破った石井、泉を大内刈「有効」から崩上四方固に抑えて一本勝した井上が進出。

準決勝、片渕対鈴木は、開始28秒、鈴木が組んですぐの小内刈で一本勝、素晴らしい切れ味で決勝へ。

石井対井上は、手に汗握る接戦の末、石井が2対1の判定をものにして決勝に進んだ。

決勝は昨年と同じ対戦となり、大接戦の末、鈴木が昨年の雪辱を果たし、2年ぶり3度目の優勝を遂げた。