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徳三宝 九段 Sanpo TOKU(1887〜1945)

生年1887.12.12
入門19.06.5.13
初段1907.1.13
二段1907.9.29
三段1908.8.1
四段1910.1.9
五段1919.5.25
六段1926.12.15
七段1933.6
八段1937.12.22
九段1945.3.10
没年1945.3.10

鹿児島県徳之島に生まれる。佐村嘉一郎に見出されて上京、1906(明治39)年5月講道館に入門する。誰よりも早く道場に出て稽古することを目標にして実行、早朝5時からの寒稽古では、江戸川区小松川の自宅から約10キロを歩いて30日間1番入場皆勤を貫いた。
早稲田大学、日本大学、拓殖大学などの柔道部師範、自設の研道館師範として弟子の教育に専念していたが、1945(昭和20)年3月10日の東京大空襲で罹災死去、享年59。同日九段に昇段した。