横山作次郎 八段 Sakujiro YOKOYAMA(1864〜1912)
生年 | 1864 |
入門 | 1886.4.15 |
初段 | 1886.5 |
二段 | 1886.9 |
三段 | 1887.1 |
四段 | 1888.3 |
五段 | 1893.1.15 |
六段 | 1898.1 |
七段 | 1904.10.23 |
八段 | 1912.9.23 |
没年 | 1912.9.23 |
東京鷺宮村に生まれる。湯島天神下の井上敬太郎に天神真楊流を学んだ後、1886(明治19)年講道館に22歳で入門。柔術の素地があり、体力に優れ稽古熱心であったので急速な進歩を示し、入門の翌月初段、半年後には二段、翌年には三段となり、警視庁柔術世話掛となった。1904(明治37)年には山下義韶と並んで講道館初の七段に昇段している。この間、東京高等師範学校柔道教師としても指導者の養成に尽くした。
1912(大正元)年9月23日講道館最初の八段に列せられ、同日病没、49歳。横山八段が講道館初期より卓越せる技能と精神をもって講道館柔道の真価を世に知らせ、多くの後進を育成した功績は頗る顕著なものがある。